何もしない午後

2002年5月11日 日常
真夜中。

あるお話を読んで、
突然裸足で外に出たくなって、
いつも聞くラジオを聞いた後、
少し戸惑ったけど、

パジャマを着たまま裸足で玄関を後にした。

雨降りにあった日の夜は、
とても静かな空間だった。
自動車も殆ど通らない。
ペタリペタリ
足音しか聞こえない。
ペタリペタリ
雨が降った後の空気を思い切り吸い込んでみる。
まだよくわからないけれど、
湿気が多くて少し息苦しいような。
いい匂いがしたとおもったら
近所の家の木にくっ付いている
花から匂っていたりして。

直に足をくっ付けて、歩くということが

こんなに面白いとは思いもよらず
そしてこんなにチクチク痛いとは思いもよらず
いつのまにかここにも「地面」と言う感覚はなく
アスファルトの感覚が多い事に気付く。

やっと地面を踏んだ時、
ぬかるんで、足をとられる感覚が
なんだか気持ちよかった。

たまにはこういうことをやってみるものだと思う。
                                           
                                            

今日も少し曇り空。
風が少し吹いている。
それでもやっぱり明るい外。
帽子を被って、視界を狭めて、
自転車に乗って、
近所のお店にCDでも借りに行こうとおもう。

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