もう途方に暮れるしかなくて

情熱大陸を見ている間心の中をぐわんぐわんと鈍い音が鳴り響いていた。

もっとプロになりたい。
何かのプロになりたい。

この人は、この人たちは、
こんなにもプライドを持って頑張っている。
この溢れんばかりの魅力に、ブラックホールに引き込まれるぐらいの強さで惹かれる。
と同時に彼がこれだけの重量の魅力を得るまでに
一体どれくらいの苦労や悲しみを抱えてきたのだろうかと考えると

俺ってなんて小さい人間なんだろうかと思う。
私が生きている意味があるのかと問いただしたくなるぐらいに

自分が恥ずかしい。

ちっさいことでウダウダ悩んでグラグラ迷ってダラダラ弱音吐いている自分が恥ずかしい。

私はまだ苦労なんかしてない。
もっと高みに登れるはずだ。
もっと苦労しなきゃいけないのだろうけど。

もっと高みに登りたい。
自分の可能性を否定したくない。
　
誰にも負けない何かが欲しい。
誇れるぐらいのプライドが欲しい。
　
　
　
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今日はアクの人のお話を聞いた。
今から確立、統計の独学を進めて在学中に
数学に合格できるものなんでしょうか？
と聞いたら
独学で勉強する時間がもったいない。
大学の勉強をするべきと言われて
遠まわしに独学を否定された。

そんなプレッシャーをかけずに
もっと自分の好きな勉強をしなさいと言われたが

正直今してる勉強の中に好きな要素なんて何一つない。
　
音響工学の勉強だったらまだ違っていたのかな
なんて考えがどうしても過ぎるこの頭なんて消えてしまえばいいのに。
　
こんなこともう家族にも言えない。
どこに行方をくらませばいいんだろうこの感情は。
　
　
やりたいことを見つけて充実した人間になりたい。
でも私のやりたいことは大概家族を心配させ迷惑をかけてしまう。
　　

行き場がないよ。行き場がないよ。行き場なんてどこにあるんだよ。
生きていきたい場所すらない。