もう何も感じることはない
2008年6月12日 日常教育実習を終えてきました。
すげー些細なことで泣きながら授業してしまったのでここで懺悔。
教卓の目の前の男子生徒に
「つまんね」「なんでこんな(進行)遅いん?」と
リアルタイムでこんな発言を受け止めながら授業をすることに耐えられず
(しかも授業の内容が2時間後に迫っていた研究授業と同じ内容だったので余計に)
(研究授業のために1週間かけて
指導案練っては指導教員に駄目だしを受け修正し続けて完成させたので余計に)
涙をポロポロ零しながら授業をしてしまいました。
あああすみません。ほんとうに。
でも授業はやりきりました。
逃げ出したかったけど
ここで絶対踏ん張らないといけないと分かっていたので
なんとか持ち直して授業をやりきりました。
終わった後嗚咽がとまらないぐらいに泣いたけど。
なんというかもう悔しくて。
研究授業が標準クラスで、その前の授業は発展クラスで、
標準クラス向けに重点をおいて指導案作ったから
発展クラスの生徒からしたらつまらないって言うのは
だれよりも私がわかっていたよ。
ヒソヒソ声で話をしていた彼らからしてみれば
聞こえるわけがないと思ったのか真実の程は知らないけど
でも彼らは私の目の前に座っているから
彼らの話し声が私に聞こえないなんてことないのに
それを分かってて喋っていたんだと思ってしまい
その行為から滲み出るような悪意を感じて
やる気が一気に奪われてしまった。
はーごめんなさい。
ちゃんと授業を真面目に受けてくれた子もいるのにな。
でもそんな子達がいてくれたからこそ私は授業をやり切れたと思う。
たとえ涙声で泣きながらというのがバレバレでもちゃんと授業をやり通せた。
私には教員が向いていないってことが
本当に良くわかった。
人生の選択を誤らないでよかった。
きっとあの男子生徒のことは一生忘れないだろうな。
あんな発言されて怒ればよかったのかもしれないけど、
私は怒れなかったから(そもそも家族以外の他人に怒りがぶつけられない)、
彼はこの先苦労するときが来るだろうな。
実習中に2年以上ぶりに受け取った、
13離れたあの人からの若々しいメールは優しかった。
そろそろ誰かと結婚するのかなあ。それとももうしたのかな。
彼女ぐらいはできているんじゃないかな。
手の届く人間の中で、
最後に恋しいと思った、
私の大切だったひと。
これは保護してSDに保存しておこう。
きっと記憶からは消えてしまうだろうから形として残しておく。
コメント